金融資本主義の新しい役割 6

資本主義体制の核心部に依然としてとどまっているのは、株主です。


株主は《カルパントラのやもめたち》を通してメディア化された小株式保有者の均質的な群れにはけっしてなりませんでした。


それには理由があります。


公権力は「大資本」とともに、ユーモアたっぷりに、かつためらいながら、この小株主保有者の群れに訴えかけます。


しかし大資本にとっては、人民資本主義主(1986~88年の民営化にともなう)は、波乱に富む株主総会に際してときおり助力を保証してくれる以外に何のメリットもなかったのです。


企業、さらには企業を含むシステムに関して言えば、権力の行使が所有権の集中化をもたらすということは、新石器時代の古き勝利の戦争以来受け継がれていることです。


戦争の原動力は変わらずに、その性質が変わっただけなのです。

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